「子どもの話にどんな返事をしてますか?」ハイム・G・ギノット②
毎日この本を少しずつ読み進めています。
というか毎回
「あ、ここのセリフよく言っちゃってる」
「この言葉は私のお母さんがよく言ってきた言葉だ」
って自分自身を振り返ってしまい、なかなか進まなかったりします。
子どもが嘘を就いているときはどうすればいいか。
家ではよくよつばちゃんがおむつのことで嘘をつきます。
「うんちした?臭いよ?」
「してない!」
「したよね?だって臭いもん」
「うんちしてない!」
この押し問答がしばらく続き、最終的には泣きながらトイレでおむつを替えます。
なんとかならないかなーと思っていました。
いろいろ工夫はしました。
「よつばちゃんのお尻がいたくなっちゃうよー」
「明日先生にお尻が赤い!って言われちゃうよー」
「ママがトイレに行くね?ついてきてほしいな?」
…全部効果はありませんでした。
本では子供がどうしてそんな発言をするのか、背景・気持ちを理解した言葉が必要だと書いていました。
嘘だとわかっているのに本当のことを言わせるように誘導するのは、上のように押し問答を繰り返して揚句にケンカということになります。
そして子どもは自分の気持ちに気づけていません。
だからこの押し問答・ケンカがかえって悪い方向に学習するみたいです。
【嘘を言わないと悲しい思いをしてしまう】
よつばはすでに学習してしまっているみたいです。
ま、まずい!
でも気持ちって?
「まだまだこのおもちゃと遊び足りない」
「トイレで遊べないからいや」
・・・・
確か、よつばは狭いところが好きだからトイレも本当は好きなはず。
今日はトイレで遊べるようにしてみようかな?