fufuyuki’s blog

情報系大学を卒業後、ある中小企業のデザイン部でデザインをかじり、次の事務系部署で副社長プレゼンクリエーター、今は育休復帰先の営業事務でビックデータ女子に早変わりしています。子育てしながらこの今しかない時間を何とかしようとブログを書き始めました。ちなみに賃貸業もちゃっかりやっています。。

「未来を洞察する」鷲田 祐一

ついこの間のシーテックジャパン(IT家電見本市)へ行ったときです。

シーテックジャパン自体はウエアラブルやロボットをキーワードに様々な試作品や製品が所狭しと並んでいたんですが、会社で活用できそうなものが結局見つからず、そのまま講演会へと足を運びました。

 

その時の講演者が鷲田 祐一さんでした。

 

今会社では先行開発、つまり1年先2年先を見越して開発を進めなくてはいけません。

でも誰も未来なんて分かるはずもありません。

チームの3・4人でブレインストーミングしてもまったくいいアイデアが出ず、どうしようもなくなっていた時期でした。

 

鷲田さんが言うには未来予測はできないが、未来洞察は出来るとおっしゃっていました。

未来を洞察して10年後はこんな未来になるのでは、という動画まで作成していました。

2005年ごろに作った未来の2015年の動画を見ましたが、位置情報が映し出されるメガネやタッチ操作ができる服など、シーテックのキーワードでもあった「ウエアラブル」がこの動画には入っていました。

 

未来を洞察するためには【スキャニング】が必要だと言っていました。

(本の中では「世代情報」や「会社情報」も知っている必要があるとも言っていました)

 

この【スキャニング】とは、世の中の様々な出来事をトピックとして取り上げて自分はこう感じたと紙に簡単に書き出して、チームで共有する手法です。

世の中の様々な出来事とは自分とは全く関係ない情報の方がいいそうです。

 

これは竹内謙礼さんと言っていたこととほとんどかぶります。

竹内さんは個人でできる内容でしたが、【スキャニング】はチームで行う必要があります。

何人かで行う方が偶然の出会いが起こりやすくなり、未来洞察の精度はよくなるそうです。

ただ2人とも共通しているのは未来洞察には時間がかかるということです。

 

 

いうだけでは誰も動かないので、私が有言実行して未来を洞察出来るようになってから、ゆくゆくはチームでやりたいなと思っています。

 

とりあえず当面の目標はオリンピックまでに未来を洞察出来るようになりたい!