広告のウラ事情を考える
最近、住宅関係のチラシが増えてきました。
新聞の折り込みの半分が住宅で、あとはパチンコ関係。
たまにアルバイトや塾、車のチラシも入ってます。
以前、ある記者さんの話の中で
「ヨーロッパの大きな建物の外壁一面に、ある製品の広告がかっこよく載っていました。これには私も道行く人も驚きましたが、私はそれを見て、『ああ、この製品は売れていないんだ』と読み取りました」
とおっしゃってました。
私はついすごい製品だ、売れているんだと勝手に思ってしまったんですが、記者の目を通すと真逆になるんですね。
これと同じようなことを池上彰さんが書いていました。
北朝鮮の地図には日本と米国だけ色が塗ってないそうです。
もちろん敵視しているため・・・ではありません。
「北朝鮮は日本や米国と本当は国交を結びたい!」
と読み解くのだそうです。
国レベルのなんという盛大な かまって音頭でしょう・・・。
とすると住宅関係のチラシが増えてきたということは、「最近新築が売れてない」と読み取れてしまうということですね。
日経新聞でも2014年の新築数は伸び悩んだと書いてありました。
そういえば、5・6年以上前からアルバイト・パートのチラシがいっぱいあるなあと思っていましたが、そのころからすでに人手不足が表面化していたんですね。
広告のウラにはなんだか世知辛い世の中が透けて見えました。
頑張れ、にっぽん!