fufuyuki’s blog

情報系大学を卒業後、ある中小企業のデザイン部でデザインをかじり、次の事務系部署で副社長プレゼンクリエーター、今は育休復帰先の営業事務でビックデータ女子に早変わりしています。子育てしながらこの今しかない時間を何とかしようとブログを書き始めました。ちなみに賃貸業もちゃっかりやっています。。

デザイナー言語① ―絵で物語る、文章はキャッチフレーズ

「よし、絵の練習もかねて今度のイベントの企画書を描いてきて。

 イベント会場の雰囲気でもいいし、こんな製品を展示したい、でもいいよ。

 まだざっくりとしたものでいいからね。」

「わ、わかりました。頑張ります!」

 

書く、じゃなくて描く、なんですよね・・・。

 失敗してもいいし、荒唐無稽な展示でもいいんだよと自分に言い聞かせて。

とりあえず何か描こうと真っ白な紙にペン先を置きました。

 

 

 

 

 

何も描けませんでした(T_T)

 

 

辛うじて書いたのは「健康」というテーマだけ。

描けてないし・・・。

 

いろいろ最近のトレンドも調べたし、他部署がまとめたうちの業界の未来予測も知っています。

だからきっと未来が大体想像できるんじゃないか、とか思っていたわけです。

ぜんぜんだめで、頭の中が空っぽ。

 

ちなみになぜ「健康」というテーマは、この前のフォーラムで市長が言われていたことから来ています。

 

福祉の「福」も「祉」も幸せという意味なんです。

 高齢な方へのサービスだけに使われているんですが、もっと幅広い世代に対して使ってもいいと思うんですね。

 そして、幸せというのは健康であることが第一です。

 健康でなければ、たとえ今の福祉のサービスが充実していたとしても楽しめられません。

 逆に楽しみを感じられなかったら、健康にはなれないと思うんです。」

といってました。

 

そこで「健康」から発展させて、うちの会社の製品で「楽しみを提供する」⇒「旅」をテーマにすることにしました。

・・・まだテーマが広くてぼんやり。

もちろん、絵を描かないといけないのに、文章ですべて書きました!

 

今回はチームでアイデアを出し合うので、周りの進捗が気になるところ。

先輩「2枚描いたよ」

私 「私は1枚ですね」

そんなに無くても大丈夫かな?と安心し始めた時

後輩「5・6枚かな?」

先輩・私「え!?そんなに!?」

 もう一人の先輩「20枚あるよ」

先輩・私「(絶句)」

大慌てで、足す私と先輩。

 

結果は・・・

私以外、みんなが絵で「こんなのがしたい!」という思いがあふれていました。

デザイナーは絵で語る、なんですね。

絵は見た瞬間イメージが伝わります。

反対に、文章は読んでから伝わるけど、イメージは読み手次第でうまく伝わってないこともあります。

私がいい例でした・・・。

今回はひたすら言葉で、こんな感じのものがしたいと伝えたのでした。

 

 

とりあえず、上司からは

「『旅』をもっと深堀してみて。

 今のままじゃ、今ある製品と何も変わってないよ」

「実はどうやったら深堀出来るかよく分からなくて、そこから考えがストップしちゃうんです」

「いろいろな切り口で攻めていけばいいよ。

 時間軸なら朝昼晩とか、会場という場だと限界があるんだけど、じゃあどんな事が出来るかとか。

 まあひとまず頑張ってみて」

 

やっぱり今日も頑張ってみます。