育自本バイブル -もうひとつのビリギャル 「ダメ親と呼ばれても学年ビリの3人の子を信じてどん底家族を再生させた母の話」
今、ビリギャルの母からの視点で書かれた「ダメ親と呼ばれても学年ビリの3人の子を信じてどん底家族を再生させた母の話」を読んでいます。
号泣してしまいました(苦笑)
今まで読んできた育児本では、「親は子どもにとっての鏡」や「叱らずに同意して抱きしめる」など多くのことを参考にして、実践してきたりしました。
けれど驚きや発見はあっても、本の言葉には「泣く」ほど自分の心に刺さらなかった・・・のだと思います。
ですがビリママの本の中には、親から欲しかった言葉が本当にいっぱいあって、長男の言葉がとても私の心の中を代弁していてつらくて、いっぱい涙があふれてしまいました。
実は漫画の「神のみぞ知るセカイ - Wikipediaより」でも泣いたことがあります。
そのときはなんで涙が出てくるのか分かりませんでした。
ただ、漫画の中で、女の子の心のスキマが埋まると、なんとなく自分の心のスキマが埋まるような気がしたんです。
(漫画では皮肉なことに、女の子の心のスキマが埋まると、逆に主人公の心のスキマが広がるという展開があり、ストーリーがしっかりしていて今でも好きな漫画です。)
『そうか、私は今まで昔の私を肯定してほしくてたまらなかったんだ』とはじめてわかりました。
だからこのビリママの本は私にとっての育自本になったのです。
今の妹を見ていると、昔の私を思い出してしょうがありません。
「私、勉強できない人だから」
「私、かわいくないから」
最近の妹の口癖に自己否定が多く入るようになってきました。
親や周りからの評価を聞き続けて、とうとう自分自身の評価にすり替わっていったようにも感じました。
「どうすれば勉強できるようになるかな?」
と一度聞かれたことがあります。
「本をいっぱい読むことが一番の近道だよ」
「うーん、わかってるけど時間がないんだよー」
今はまだダメみたい。
妹自身が本の力が必要だと思わないとダメなんですね。
早く気が付けるように、私は実践あるのみです。