「チューして」「ちゅ」「親子げんかもたまにはいいのかも」
よつばちゃんの表現力がどんどん付き、とうとうパパと口げんかしてしまいました。
「パパね、仕事頑張ってきたよ~。抱っこさせて~」
「いやー!パパ ぷあ(こわ)いもん」
「なんで!?パパのこと好きだよね??」
「すき、じゃない!」
「パパはよつばちゃん大好きだよ。だから抱っこさせて」
「いや!よっちゃん、アンパンマンとしょくぱんマンとカレーパンマンとあそんでるから!」
無理やり迫り、結局大泣きしてママのところに来るよつばちゃん。
でも心の傷はパパの方が大きいのかも。
よっちゃんが落ち着いてからパパの様子が気になり話を聞きました。
「もうよっちゃんなんてしらない。嫌い!
あれは俺の子じゃない!
だからもう育てない!」
「うん。もう育てたくないんだね?」
「絶対に許さない。あれがパパのこと嫌いっていうからパパもあれ嫌い」
「そっか。嫌いって言われて悲しんだよね」
パパも本当に頑張っているのです。
よっちゃんの前で「パパ嫌いなの?」⇒「パパのこと好き?」に変え、抱っこする前には「抱っこしていい?」と聞いたり。
だからよっちゃんも最近は「嫌い」という言葉は使わなくなりました。
まあまだ「よっちゃん、パパのコじゃないから」とは言いますが、これもパパはなるべく言わないようにしているので使う頻度が減ってきていました。
かなり凹んでいるパパによつばちゃんが楽しそうにやってきました。
「こっち来ないで!」
「パパ?」
「もうやだもん!!パパは一人で寝る!」
「よっちゃんね、3っつでねたい」
「・・・パパのこと好き?」
「すき!」
「許してあげる!!」
とてもあっさり仲直りしてしまいました。
次の日は仲良しになり、
「よっちゃん!パパにチューして?」
「(てれてれしながら、ほっぺたに)ちゅ」
「反対のほっぺたも!」
「ちゅ」
「おでこにも!」
「ちゅ」
「/////
パパもよっちゃんにチューしていい?」
「ダメー(と言いながらほっぺたを差し出すよつばちゃん)」
「ちゅ」
見ているこっちが砂はきそうでした(笑)
これから親子げんかは増えると思うけど、たまにはいいのかもと思いました。
「ママとパパ、どっちが好き?」
「ママ!!」
「パパとダディ、どっちが好き?」
「ダディ!!」
「じゃあ、ダディとママ、どっちが好き?」
「ママ!!」
あ、またパパが凹んでる。