アンパンマンを好きな本当の理由と、おばけで寝かしつけ作戦の大失敗
物心つく前からアンパンマンが好きだったよつばちゃん。
よくパパにアンパンチをしていました。
「よつばちゃん~、抱っこさせて―」
「いやー」
「すこしだけー」
「いやー」
「じゃあおそっちゃおー!!!」
「いやー!!あんぱーんち!!」
「きかないもんね~」
「だぶるぱんちー!!」
「よつばちゃんかわえー」
「えーん(泣)」
ストーリーがある程度分かるようになった今は、かなりのアンパンマン好きに。
「よつばちゃん寝よっか」
「やだー、まだごはんたべてないかもしれない」
「え?さっき食べたでしょ?」
「このえほんよんでから」
「そうだね、この絵本読んでから寝ようね」
読み終わっても寝ようとしないよつばちゃんだったので、以前考えていたおばけ作戦を開始しました。
「よつばちゃん、夜になっても寝ないとおばけが来ちゃうんだよ~」
「ぐにゃぐにゃおばけ?いやだいやだおばけ?」
「え?うん、そうそう」
すでに怖いおばけは決まっているようでした。
「こわいー、でもアンパンマンがアンパンチするから!」
「えーと、そうだね」
よつばちゃんにとっての怖い存在は見えないおばけと、言葉を使って意思疎通できない時のパパやママみたいです。
そんなとき、心を守ってくれる存在、それがアンパンマンなようでした。
「でもとりあえずふとんまで逃げよう?」
最後までこわいよーと言いながら一生懸命にふとんにくるまるよつばちゃん。
結局、寝てくれましたが、夜泣きが半端なく増え・・・大失敗に終わったのでした。