昔のグアムと今のグアムの食事情
「ゲゲゲの女房」を読んだときに思ったことがあります。
それは水木しげるさんがファリピンで命を救われ、そのうちその国へ「家族全員で引っ越したい」と言い始めたところでした。
最終的にフィリピンに行くことはやめてしまいました。
やめた理由は
【昔のフィリピンじゃ無くなったから】
「ゲゲゲの女房」では、ふーんで終わりでしたが、やめた理由が私にもよく分かりました。
私もフィリピンでなく、グアムで同じことを思ったからです。
15年前に行ったグアムは「おいしい・楽しい」というイメージがものすごく強かったのを覚えています。
出てくるジュースがものすごくおいしくて、果肉たっぷりでしぼりたての味でした。
グアムで取れた果実で作っていたんだろうなと思います。
そのイメージで4年くらい前の新婚旅行にグアムに行きました。
そしてかなりがっかりしてしまいました。
ジュースを飲んでも日本に出てくるものかそれ以下の味で、野菜も肉もすべてアメリカ産。
グアムに来たのにグアム産の物が一つもなくて、日本で食べれるものばかりで、しかもおいしくない・・・。
もちろんグアムにはマンゴーがいっぱい生っていて、ジュースなんてすぐ作れるのに、今は誰も使わないで、そのまま放置だそうです。
たった約10年でここまで変わっているとは思っていなくて、水木さんとまったく同じことを思ってしまったのです。
今の日本も海外から見たらどうなんでしょうね。
円安で海外からの旅行者がかなり増えているので、魅力的に見えていると良いなと思います。