「子どもの話にどんな返事をしてますか?」ハイム・G・ギノット①
この本を読み始めてとてもショックを受けました。
子どもとの触れ合いは正解がないし、ママは甘えられる時期に甘えさせるのが一番かなとなんとなく考えていました。
よつばが「(絵を)描きたくない」「ママが描いて~」とよく言います。
最初は自分で描くのですが、途中で飽きてしまうみたいでした。
なのでいつも甘やかせてしまい、ママが描いていました。
この本の中で、五歳になる女の子が初めて幼稚園に訪れた時、壁に貼ってある絵を見て
「ここに貼ってあるきたない絵は誰が描いたの?」
と言ってしまいます。
もちろんお母さんは女の子の発言にびっくりしてそんなことを言わないようにって怒りました。
たぶん私もそうすると思いました。
でも先生だけは違います。
「この幼稚園ではね、かわいい絵をかかなくていいの。へんてこな絵を描いてもいいのよ」
先生は女の子の「上手なかわいい絵が描けないけど、どうしよう…」と言う気持ちを的確にくみ取ってあげたのです。
私はこの先生の言葉にハッとさせられました。
大人が描く絵はキレイでかわいい絵ばかりです。
対してよつばや他の子ども達だって上手に絵が描けるわけがありません。
だからこそ、よつばの気持ちをもっと汲んであげてへんてこな絵を一緒にかいてあげても良かったんじゃないかとそう思いました。
ということで、今日からへんてこな絵を描くママになります!!